大きな力を生む産学官連携の商品開発

農産物を長持ちさせる保存庫や鮮度維持機を開発
「産学官」連携による商品開発に取り組んで来られたそうですね。

 宇都宮大学と連携して、これまで2つの製品を送り出しました。最初は農産物や花などを長期保存する保存庫の「快蔵くん」です。これが15年ほど前のことになります。
 第2弾として平成23年4月に「いきいきくん」という小型の鮮度維持機を作りました。ストックルームの隅にこの装置を置いておけば、紫外線の力でカビや雑菌を除去するほか、農産物が熟成する際に発生するエチレンガスをカットし、長期の保存が可能になりました。通常に保存した場合の2〜3倍長持ちします。特に花木類に効果的で、ショーウインドーなどにもぴったりです。

代表取締役社長 高橋和夫

「産学官」連携のどのような点に魅力を感じますか。

 どの企業も研究はやりたいのですが、中小企業にはその余裕がありません。大学にお願いができるのであれば、研究室を持てるようなものです。私ども企業側がアイデアを出し、その実現に向けて専門的な研究開発を大学にお願いします。
 そのようにして製品化したものを私どもが販売します。1人だけの力は限られていますが、それぞれが持っている力を合わせれば、1プラス1が3にも4にもなるのです。こうした取り組みが企業活動のポイントになると確信しています。そのためには情報を積極的に発信していくことも重要です。

画期的な空気清浄機登場病院や介護施設などに有効
今後の取り組みを教えてください。

 わが社はビルの総合メンテナンスが本業で、建物の良質な室内環境を確保することは、業務の大きな柱となっています。
農産物の鮮度がきちんと保てれば、人間が生活する環境も良好になるはず、とい考え方がこれまでの製品開発の基礎にはありました。
 この延長上に産学共同研究の第3弾としてプラズマ放電による無菌システム装置の開発、具体的には「空気清浄機」の実用化に力を入れてきました。特許も取得し、間もなく製造販売を開始します。
院内感染などに特に注意が必要な病院や介護施設などへの需要が見込めるものと期待しています

株式会社大高商事

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